我が家のキッチン
我が家はキッチンに一階の7帖ほどのスペースを割いてします。
はっきり言って広いです。
「1階の間取りはアメリカンで♡」と言う私の一言で決まりました。
場所はL字のLDKの奥で、リビングからは見えにくいセミクローズドキッチンです。
キッチンの形も、古き良きアメリカンキッチンなイメージで、L字キッチン+アイランドカウンターにしました。
対面キッチンやオープンキッチンには元々あまり惹かれず、音楽やラジオを聴きながら料理に集中できる空間を目指しました(テレビも見えませんよ。ながら作業ができるほど器用ではないので…)
さて、キッチン作りと言えば注文住宅のハイライトですよね。
皆さん拘りを詰め込む所だと思います。
特に輸入住宅を建てるからには譲れないポイント…そう、框扉!
ちなみに、私の理想のキッチンはこんな感じ。
とくに2枚目と3枚目のような、輝く飴色とでもいいますか…見るからに無垢の木なのにテカテカ光ってる感じが好きです。
色はもっとアメリカンチェリーみたいな赤ぽい感じがいいかな
なんだか、框扉と言うより色に拘っているみたいになってしまいましたが…。
まとめると、
框の入った無垢材の扉で、色は赤っぽい茶色のキッチン。
と、言うことになります。
私は当初、輸入住宅のキッチンと言えば
メリットキッチン(カナダのキッチンメーカー。たしか某フランチャイズ系の輸入住宅メーカーの地元支店が当時キャンペーンで入れていたのをチラシで見た)
浜友(某有名輸入住宅ブロガーさんが採用)
ハンセム(上に同じ)
程度の知識しかなく、何となく浜友さんのキッチン入れたいなーと話していました。
そんな私にフロンヴィルが進めて来たのは、地元のオーダーキッチンの会社。
ユキコーポレーション(以下、ユキさん)
M'sファクトリー(以下、M'sさん)
の2社です。
オーダーキッチン…。
憧れますが、自分には無縁の長物と言うか…猫に小判と言うか…。
とは言え間取りにも大型のキッチンが描かれちゃったし、キッチンの分予算取りした見積もりが出てきたし…。
(そもそも浜友やハンセムだって普通のシステムキッチンではないですしね。)
もしかして、イケるのかしら?
取り敢えず、お勧めされた2社と打ち合わせしてみました。
印象としては、
ユキさん→マンションなど一度に大量に施工している為、高級な設備がお得に入れられる。ガゲナウの食洗機やPanasonicの最新IH、天然石の天板とかつけてあげるよーと大盤振る舞い。
扉は框もできるけど、メラミン。
↓こんな感じです。
(houzzから引っ張ってきました)
無垢の扉にすると値段が跳ね上がります。
M'sさん→元々人工大理石の加工をしていた会社だったのが、そのノウハウを活かしてオリジナルキッチンを手掛けるようになったようです。
無垢材の扉に拘っていて、木の種類や框のデザインを好みでカスタマイズできます。
カントリーやアメリカンスタイルのお家に似合いそうなキッチンという感じ。
(M'sさんのサイトです)
私たちの家は、"英国アンティークやブリティッシュカントリー要素を取り入れた北米系住宅"なので(何じゃそりゃ)、M'sさんにお願いすることにしました♡
設備の豪華さからユキさんに目が眩みましたが、最後はお値段がものを言って、M'sさんに軍配です。
エレガント系やフレンチカントリーなお宅には、ユキさんのキッチンはぴったりだと思います。
キッチンについては、次回ももう少し書こうと思います。
ご覧頂きましてありがとうございました!
我が家の仕様(換気システム編)
家を新築するにあたって、換気システムをどうするかは中々悩ましい問題です。
と言っても、高機密高断熱に拘る人は熱交換のできる第一種換気一択だと思うのですが。
住宅メーカーによっては換気システムに重きを置いてなくて、見積もりに当たり前のように第三種換気が入っていたり。
施主側が換気について無知だったりすると、何の説明もなく(なんてことは流石にないでしょうが、聞き手がよく理解していなければ説明もあってないようなものでしょう)、もしくは簡単な説明のみで、第3種換気が取り付けられて引き渡しなんてこともありそうです。
我が家も最初の見積もりでは第3種が入っていました。
こちらから質問しなければ、特に説明もありませんでしたねー。
とは言え、我が家の予算を考えれば正直第3種が妥当なのですが…。
せっかく家を建てるなら、冬暖かく夏涼しい家がいいですよね。
冷暖房費だって節約したいですよね。
高機密高断熱を謳っているフロンヴィル、第3種でも冷暖房の効きはそこそこ良いらしいです。
しかし、性能に妥協しないと言っている以上、第1種換気をつける方法を考えないと嘘です。
限られた予算でつけられる第1種換気システム。
我が家の選択は、ダクトレス式の第1種換気でした。
ちなみに、第1種だの第3種だの言ってるけど何の話?と言う人の為に色々説明しようと思っていたのですが、私の拙い文章よりわかりやすいサイトが五万とありますので、リンク貼っときます。ペタッ(投げたー!)
https://myhome-juku.com/kanki-system-1or3/
第1種のダクト式とダクトレス式の違いはこちら。ペタッ
https://myhome-juku.com/kanki-system1/
我が家はパッシブエネルギージャパン(株)のせせらぎという製品を採用しました。
ダクトレス式を知ったきっかけは省エネテック(株)のヴェントサンという製品だったのですが、
せせらぎというネーミングから日本製と勘違いして、せせらぎ採用に至りました。
どちらもドイツ製です。
機能性能はどちらも変わらないので、どっちでも良かったのですが、ヴェントサンのが名前が只者じゃない感じがしてカッコ良かったなー(-.-;)
さて、せせらぎが採用に至ったと言うことは、ダクトレスはダクト式より安いのか、気になる人もいるかと思います。
40坪弱の我が家の場合、そこまで大きな減額にはなりませんでしたー( ;∀;)
実際の金額ではありませんが、イメージ的には
第3種=20万くらい
ダクト式第1種=70万くらい
ダクトレス=50万くらい
って感じです。
ダクトレスは広さに応じて取り付ける機械の数が変わって、我が家では6台必要でした。
おそらく、32坪くらいのお宅なら4台で済むので、ダクト式よりお得。逆に60坪とかの大きなお宅になると費用はダクト式と大差なくなるかと思います。(もしかしたら上回るかな?)
誰かのご参考になれば(*´-`)
ちなみにフロンヴィルではせせらぎの採用は初だそうです。
とは言え、ダクトレスはメンテナンス性などでメリットがありますし、お値段のことがなくても検討する価値はありそうです。
我が家の担当さんも気に入ってくれたらしく、今後は他のお客様にも進めますよ!と言っていました。
実際は我が家の住み心地如何でしょうが、フロンヴィルご検討中の方、せせらぎも採用できるそうですよー(^-^)
引き渡しが終わったら、せせらぎの感想などもお伝えできたらと思います。
換気システムについては以上でーす。
最後までご覧頂きありがとうございました。
我が家の仕様(窓編)
窓の性能がお家の快適性を左右するという認識も、一般的になってきましたね。
我が家を建ててくれるフロンヴィルも、窓には拘っているようです。
フロンヴィルで標準で使っている窓は、アメリカのマーヴィン社が出しているインテグリティという窓です。
名前からして、只者ではない匂いがプンプンします。
ガラス部分はアルゴンガス入りLow EⅡ断熱ガラス。 ペアガラスです。トリプルではありません。
最近の新築では採用しているお宅も多そうですし、特に珍しくもないですね。
インテグリティの最大の特徴は、そのサッシにあります。
日本の住宅の窓サッシといえば、昔はアルミ。最近は熱伝導率の低い樹脂が人気ですね。
アルミサッシの窓は外気温の影響を受けやすく、特に冬の窓からの冷気は耐え難いです。おまけに結露しまくります。
樹脂は結露はしにくいですが、プラスチックに近い素材なので、耐久性にやや不安があります。
ある住宅メーカーで聞いた話では、30年程で交換する必要があるのではないかということでした。 (あくまで個人の見解です。もちろん樹脂サッシも開発進化が進んでいるので、以前より耐久性は向上しているようです)
一方、インテグリティは、アルトレックスというガラス系の新素材と木の複合サッシです
(画像はマーヴィン社のサイトよりお借りしてます)
アルトレックスはグラスファイバーを圧縮して成形していて、材質はガラスと一緒。
ガラスは熱伝導率が低く、紫外線による変色や劣化もありません(窓ガラスは何十年も日差しに晒されても劣化しませんよね)
頑丈さもウリのようで、熱などで変形しないのはもちろん、金属並みの硬さを誇り、キズや凹みにも強いとのことです。
アルトレックス自体まだ新しい素材なので確証はありませんが、理論上はガラス部分が割れない限りは交換の必要はないということのようです。
これが屋外側の話です。
屋内側には木製のサッシがつきます。
木製サッシと言えば、木の温かい質感がおしゃれで熱伝導率も低い、輸入住宅ファン憧れの建材ですよね!(個人的なイメージです)
まさに、性能もデザインも妥協しない窓と言えるのではないでしょうか。
(こちらの画像もお借りしてます)
予算の都合上こんな素敵な窓辺にはなりませんが…。
木製サッシは色を塗る楽しみもありますよね!
マーヴィン社のインテグリティ。只者ではない窓に期待しかありません!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
内装のはなし
外観の話の次は内装の話でも。
私が海外の家に憧れを持ったきっかけはこのドラマです。
同年代で見ていた人は多いはず!(主人は見ていなかったようですが…)
タナー家は外観的にはヴィクトリアン様式になるようです。
ドラマの主な舞台は家の中で、内装はカジュアルというか…アットホームな感じ?
木の温もりを感じさせる気取らない家というイメージで、アメリカの一般的な住宅なんだろうなぁと思っていました。
(しかし、タナー家はお父さんがワイドショーのキャスターなんですよねー。けっこうブルジョワ?それともアメリカではキャスターは一般的な職業なのかしら?)
家造り開始当初は「まんまタナー家にしたい♡」と思っていたので、内装イメージは
明るい色のフローリング
ろくろの小柱のバラスター階段
布カバーのソファー
腰壁
それと便座カバー。いや、レトリバー。
とっても明るくて、まさにアメリカン!って感じで憧れます。
しかしヴィクトリアン様式というネーミングだと、英国風もありなような気もします。
濃い色合いの家具や壁紙に柄物のファブリック。
重厚感があります。
日本の異人館風も好きなテイスト。
(名古屋市政資料館。そう言えばここでブライダルフォト撮ったな。)
どちらもアンティークな雰囲気が素敵ですね。
アメリカンカントリーなんかも女性らしくて可愛いです。
内装について調べているうちに、インテリアのジャンルでブリティッシュ(イングリッシュ)カントリーなるものがあることを知りました。
単なる英国風より素朴で、アメリカンカントリーほどコテコテしていない。
最近はシンプルインテリアが流行ですし、輸入住宅でもすっきりとした暮らしをしてもいいですよね。
…このように、内装については調べれば調べるほど素敵なインテリアが出てきて、どこに迎えばいいのかよくわからなくなっていきました。
今のところ私の中では、『イギリスからアメリカに入植してきたおばあちゃんが建てた家に、孫が手を加えながら住んでいる』というコンセプトが出来上がっています。
これが上手く纏まるのか⁉︎
もう、がっつりICさんに頼る気満々です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
外観のはなし〜輸入住宅にもジャンルがあるようです〜
一口に輸入住宅と言っても、国や年代によって様式が全然違いますね。
輸入住宅を建てたいと思って実際のモデルハウスを見て回る様になるまで、みんな可愛い洋風の家くらいにしか思っていませんでした。
大手HMのスウェーデンハウスでお馴染みの北欧風
石積み風の白い外壁やアイアンのバラスターなど、パリのアパルトマンを思わせるフレンチスタイル
白い壁と剥き出しの梁が御伽噺の中に出てきそうなイギリスチューダー様式
皆さんはどんなお家がお好みですか?
ちなみに我が家は北米系住宅を建てる予定ですが、北米系の中にも色々な様式があるんですよねー(^_^;)
素朴で温かみのあるアーリーアメリカン様式
煉瓦の外壁とシンメトリーな外観が特徴のジョージアン様式
装飾豊かなヴィクトリアン様式
現代的なコンテンポラリースタイル
我が家は、ヴィクトリアン様式の中でも特に装飾豊かなクイーンアンと言うスタイルの外観で建てることにしました。
塔屋と呼ばれる八角形の塔が特徴的。
その名の通り、ヴィクトリア朝のアン女王時代に流行した、北米住宅の古典的なスタイルです。
優美なその姿は女王の名を冠すに相応わしい、正に北米系住宅の華!(と、勝手に思っています)
図面はこんな感じ。
塔屋の太さや屋根のバランスが絶妙です♪
実際に建つとどうなるのでしょうか?
楽しみー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
はじめまして
はじめまして。家造りブログを始めることにしました。
こちらでは、まめと名乗りたいと思います。
家族構成は
まめ(私)。30代女。妊娠中の専業主婦。
夫。30代男。サラリーマン。
長男。2歳児。新幹線大好き。
近々4人家族になる予定の、ごくごく一般庶民な我が家です。
我が家は現在、名古屋の老舗輸入住宅メーカー、フロンヴィルホームデザインさんをパートナーに家造りをしています。
すでに着工に入っていて、今年の夏頃完成予定です。
業者選定や仕様選びにあたり、沢山の家造りの先輩方のブログから知恵を頂き、アイデアを参考にさせて頂く中で、自分も家造りの記録を残したいと思うようになりました。
このブログがどなたかの参考に。だとか、輸入住宅に興味を持って貰えたら。などと、ちょっぴりおこがましい考えもありますが。
あくまでも、一生に一度の大きな買い物の思い出の記録として、楽しみながら綴っていけたらと思っております。
宜しくお願いします。