クイーンアンに住みたいな デザインも性能も妥協できません

輸入住宅を建てることになった我が家の記録。元々性能重視で住宅メーカー選びをしていたので、輸入住宅は本当に快適なのか興味津々。おしゃれで快適なら言うことないよね!

業者選定ヒストリー⑥〜最終回、理想のクイーンアン〜

工務店って、モデルハウスのないところ結構多いですね。
モデルハウスがあると、
「予約してないけど近くに来たから寄ってみようかな。」
「営業さんいなくても、中見るだけでも参考になるしね。」
って感じで、行きやすいと思います。
私たちは大手ハウスメーカーばかり見ていたせいか、モデルハウスなくていきなり事務所!みたいなところは行きにくいな~と感じてしまいます。
なので、まずはモデルハウスのある輸入住宅メーカーに足を運んでみることに。
Cデザイン。
旦那が見つけてきました。
住宅展示場にモデルハウスを持っている工務店です。
40年くらい輸入住宅専門でやっている、私たちの地元では老舗みたいですね。
しかしHPの施工例を見る限り、超ヨーロピアン。
しかも迎賓館みたいな豪邸ばかりです。
ここは違うんじゃないだろうか?
でも、虱潰しに見て回ると決めたので、いざ訪問です。
モデルハウスは、床一面大理石張りの玄関ホール。
優雅なサーキュラー階段。
巨大な暖炉と壁一面の鏡。
吹き抜けから掛かる、5mほどのカーテン。
などなど、一階だけで見所満載な豪華な造り。
ますますこれじゃない感な私。
対応してくれたのはDさんというフレンドリーな年配の男性。
断熱材のアイシネンや、アルトレックスという新素材の窓のこととか、すっごく詳しく教えてくれました。
部材に拘ってます、いいもの使ってますと、自分たちの作る家が大好きで自信を持っているという感じで、悪い印象ではなかったです。
私たちは、伝統的な北米系住宅にこだわっていること、予算は限られているがクイーンアンを建てたいことを伝え、図面と見積もりの提案をお願いしました。
ハイムとの退屈な打ち合わせにうんざりした経験から、相手の提案力を試すためにあえて細かい要望は出しませんでした。
図面作成に10日ほど時間がかかるので、できたら連絡しますと言われ、その日は終了。
ところが、5日後くらいに図面が出来ました!と連絡が。
おじさま、仕事早いです! 
週末さっそく打ち合わせです。
モデルハウスに行くと、Dさんともう一人、Eさんという男性が同席していました。
聞くとこのEさん、カナダに留学経験があり、現地で大工として家を建てていたそうです!
つまり北米系住宅は得意分野!
Dさんから私たちの話を聞いて、面白そうだからやらせて!と名乗りを上げて、すぐに図面を書いてくれたみたいです。
それで10日が5日になったと。
Eさんからは、ここまでクラシカルな建物はCデザインでは久しぶりなので、宣伝にもなるし是非やらせてほしいという嬉しいお言葉も!
ちょっとテンションが上がったところでいよいよ間取りを見せてもらいます。
1階は家事導線優先の間取り。ウォークインシュークロークとウォークスルークローゼットがあって収納はバッチリ
その分LDKがかなりコンパクト。
2階は主寝室と子供部屋×2。主人の書斎。こんなもんかな?
吹き抜けもあります。

あまりにも日本っぽい間取りにテンションが落ち着きました。
そして外観の図面がどーん!

(゚Д゚)
めっちゃいいじゃん。
え?こんなん造れるのここ。
いい意味で予想を裏切られました。
提示された見積もりも、頑張れば手が届く金額です。
安くはないけどね。B工務店に比べたら現実味のある金額かなー。
外観については文句のつけようがないので、間取りをもう少しアメリカンにしてもらうことに。
最終的な金額に近い見積もりにするために、設備や部材などの細かい見積もりを提示してもらうということで、その日は終了しました。

輸入住宅メーカーを虱潰しにする予定が、一発目で理想的な外観が出てきてしまいました。
B工務店のデザインへのこだわりを聞いて、あれほどの建物を造れるメーカーを他で探すのは無理なのではと思っていたのですが、拍子抜けです。
私たちは輸入住宅メーカーさがしを止めて、Cデザイン一本に絞ることにしました。
その後も、Cデザインの家を自分たちの納得できる内容と金額に近づけるため打ち合わせを重ね、2019年2月、ついに契約に至りました!
(ハイムの件は丸く収まり、お金も戻って来ました)
最終的な間取りはまさにアメリカンって感じでめちゃくちゃカッコ良いです♡
防犯上、図面の公開は控えさせて頂きます。ごめんなさい(>_<)
文章で少しでも家の感じをお伝えできればと思います。

・玄関広々。塔屋の部分は贅沢に玄関ホール。
・ウォークインシューズクローク有り。
LDKは25畳くらい。
・キッチンはL字+アイランドカウンターでまさにアメリカンキッチン。
・お風呂と洗面は2階。
・ウォークインクローゼットと旦那の書斎有り。
・大容量の小屋裏収納。

こんな感じです♪

お風呂を2階に持ってったことで、1階より2階のほうが大きくなってしまい、吹き抜けは姿を消しました。
それにハイムの時に言っていた細々とした要望、まったく叶っていません。
(そもそも伝えていないので当然です。)
この家に住めるなら、そんなことは些細なことよね!と思えるような間取りです。
そんな素敵な家を建ててくれる、我が家のパートナー。
Cデザイン改め、フロンヴィルホームデザインさんです!
これから長いお付き合いになります。宜しくお願いします(о´∀`о)

長々とこのシリーズにお付き合い頂きありがとうございました!

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