クイーンアンに住みたいな デザインも性能も妥協できません

輸入住宅を建てることになった我が家の記録。元々性能重視で住宅メーカー選びをしていたので、輸入住宅は本当に快適なのか興味津々。おしゃれで快適なら言うことないよね!

壁紙決定してます

インテリアの打ち合わせが大体終わりました。

壁紙、照明、カーテンです。

コロナの影響で打ち合わせ出来なかった期間を含めると、半年くらい掛かった気がします。

長かった割に、「ここは施主支給します」「ネットで気に入った物を探します」という所が多数ありまして、実際は未定の箇所がほとんどなのですが_:(´ཀ`」 ∠):

照明とカーテンは、私がネットの海に潜って血眼で調べる日々です。

とは言え、壁紙は流石に決まっていますので、ご紹介させて頂きます(≧∀≦)

 

まずは、1階。

玄関ホール、廊下、LDK、ついでに2階の廊下まで、仕切りの無い繋がった空間なので、メインクロスという形で同じ壁紙を使っています。

 

リリカラ LW-2566

f:id:mamesabie:20200516220243p:image

右上のクリームっぽい色のほうです。

リリカラのモリスのビニールクロスです。

そして、ダイニングのアクセントクロスにモリスのいちご泥棒です♪

f:id:mamesabie:20200516221130j:image

 

一階のトイレはこちら。

リリカラ LW-2551

f:id:mamesabie:20200516221844p:image

またしてもモリスちゃん。

こちらのピンク色を上に貼って、

サンゲツ RE-7926

f:id:mamesabie:20200516222205j:image

こんなえんじ色のクロスを下に貼ります。

しかし、リリカラのサイトを見て気づいたけど、ピンクの花柄モリスちゃんが廃盤になってる…?

これは要確認ですね(-_-;)

 

1階のその他の部分は主に収納です。

白い量産クロスから適当に選んだので割愛します!

 

2階に行きたいと思います。

まずは子供部屋。

ベースは白い量産クロスでアクセントに

シンコール BA3185

f:id:mamesabie:20200519102741j:image

猫好きの主人が選びました。

 

主人の書斎。

シンコール BB-1715

f:id:mamesabie:20200519103110j:image

輸入住宅らしいクドい壁紙も選んでみました。

主人は最初、子供部屋選んだ猫のクロスを書斎に貼ろうとしていたので、やんわりと止めました(^_^;)

 

2階のトイレ。

ここは、トリムという帯状の壁紙で仕切って、上下を貼り分けています。

 

上 リリカラ LV-1083

f:id:mamesabie:20200519104305j:image

トリム リリカラ LV-1084

f:id:mamesabie:20200519104338j:image

下 リリカラLV-1370

f:id:mamesabie:20200519104428j:image

1階のトイレは渋めのチョイスでしたが、2階は華やかにアメリカンカントリー調です♡

 

次は洗面所脱衣室です。

リリカラ LV-1277

f:id:mamesabie:20200519104914j:image

こちらは、みんな大好き(?)ティファニーブルー♡

何処かには絶対使いたいと思っていた色です。

まだブログではご紹介していませんが、洗面台を真っ白にしたので、爽やかなティファニーブルーは相性抜群です。清潔感もありますね。

 

最後は主寝室です。

こちらも子供部屋と同じで量産クロス+アクセントクロスという構成です。

アクセントは、

東リ WVP2016

f:id:mamesabie:20200519112833j:image

主寝室は和モダンと言いますか…

主人が、寝室はリラックスできるように、和を取り入れたいと言うので、『海外の日本贔屓の人がイメージする和風』というコンセプトになりました。

照明やカーテンでさらにおしゃれエセジャパニーズ空間に出来たらいいなぁ。

 

主なクロスはこんな感じです。

1階は外観のイメージを崩さないように、全体的に英国風でまとめています。

一方2階は、

トイレはアメリカンカントリー調

洗面所はフレンチガーリー(?)

主寝室は和テイスト

と言った感じで、一部屋一部屋コンセプトがバラバラ。

自分達がやってみたいことを散りばめてみました。

家中ホテルのような洗練された空間では疲れてしまいますし、2階は完全プライベートな空間なので、好き勝手に楽しんで選びました。

ちょっと物足りないのは収納の中ですね。

家族以外は見ない部分ですが、だからこそ遊べる部分でもあると思いますし…。

シューズクロークなどは匂いや湿気が気になる空間なので、珪藻土とか機能性のある壁にしてみたい気もします。

塗り壁なら、住んでみてからDIYするのもいいですね。

 

 

こんなの、素人でも出来るのでしょうか?

 

最後までご覧頂きありがとうございました(^-^)

 

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

我が家のこだわりポイント

今回は輸入住宅を建てるにあたって、これだけは譲れない!所謂こだわりポイントについて語りたいと思います。

 

その①:無垢の床

1階のみですが、我が家は無垢の床で行きます。

ビーウェストさんという、輸入建材の代理店の商品です。

種類はオーク。ガンストックという色です。

f:id:mamesabie:20200301231219p:image

スマホのスクショですみません( ̄▽ ̄;)

2番目に濃い色のものです。

床は濃い色にしたほうが無難かと思いましたが、私たちの予算で選べる商品の廃盤が決まっていたらしく…

在庫分で選べるのがガンストックのみでした。

色自体は嫌いではないので良しとしましたが、我が家の一階は建具や廻り縁がほぼ床色に合わせたオイルステイン仕上げなので、ガンストックの色が予想以上に多いのです。

クラシカルとかアンティークなイメージを希望しているのですが、どんな仕上がりになるのかちょっと不安です(^_^;)

 

その②:腰壁

輸入住宅ではお馴染みの腰壁!

私もご多分に漏れず腰壁フリークです♡

我が家はクラシカルな内装なので、今流行の白い腰パネルではなく

f:id:mamesabie:20200123150611j:image

http://indieshows.net/diy/diyjisaku.html

無垢材で焦げ茶系のオイルステイン仕上げ希望。

フロンヴィルで無垢材の腰壁を頼むと、職人さんが一枚一枚框組みで仕上げる格調高い腰壁になるそう。

f:id:mamesabie:20200123151304j:image

f:id:mamesabie:20200123151308j:image

(多分こんな感じ?)

とても素敵だしこうしたいのは山々ですが、我が家の予算では到底手が出せません( ;∀;)

少しでも予算削減して、理想の雰囲気になる様に、今回は既製品の腰壁用の羽目板を使ってもらうことにしました。

こちらを玄関ホールに採用♡

ええ、LDKまで腰壁にする予算はありませんとも(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

でもLDKLDKで、一つ見所を作りました。

それがこの次です(^∇^)

 

その③:輸入壁紙と造作家具

はい、ダイニングにアクセントパネルとして憧れのモリスの壁紙を貼ります!

柄は有名ないちご泥棒。

f:id:mamesabie:20200129142125j:image

そして同じ壁面に、腰までの高さで造作収納を作ってもらう予定です。

f:id:mamesabie:20200129142228j:image

(houzzより)

この辺りを参考にしています。ブラケットライトもつける予定。

色は床と同じガンストックです。

収納は奥行45cm、横幅は3m以上あります。

LDKに入ってすぐ目に入る壁なので、大型造作家具と輸入壁紙はインパクトありますし、クラシカルな外観と重厚感ある腰壁の玄関ホールから、一貫した世界観が演出できていると思います。

ちなみに造作家具を作ってくれるのは、キッチンと同じM'sファクトリーさんです。

キッチンとも統一感が出そうで、ダイニングは出来上がりが非常に楽しみな空間です。

 

その④ハイスタッド

ハイスタッド、つまり天井高が高いということですね。

1階のみですが、天井高を2m70cmにしました。

本当は吹き抜けのあるリビングに憧れていたのですが、2階にお風呂を持ってきた為、広さ的に難しく…。

少しでも開放感のある空間にしたいと、天井高を上げました。

2m70cm登り切れるだけの階段スペースが確保できなかったり、建物全体の高さが10m超えてしまって法定に引っかかりそうになったり、様々な困難を乗り越えて手に入れた天井高なので、少々感慨深いようなそうでもないような。

 

その⑤:2×6

外壁のみ2×6にしました。

私たちの地方は南海トラフ地震で被害が大きいと言われている地域ではありますが、耐震の為という訳ではなく、断熱性能を上げる為です。

より多くの断熱材を入れる為には、少しでも壁を厚くする必要がありました。

担当さんからは2×4でも十分だと言われましたが、2×4って在来軸組工法よりも入れられる断熱材の量が少ないんですよね…。

2×4=高断熱だと思っていましたが、断熱材の量だけ見ると少し物足りないです。

温暖化も進んでいますし、この先どんな気候状況になるかは誰にも分かりません。

今十分でも20年後はどうなのか?

本当はW断熱にしたいくらいですが、外断熱は内断熱に比べてコストが莫大で現実的ではありません。

2×4を2×6に変えるだけなら、我が家でも何とかなりました。

予算削減の叩き台に何度も挙げられましたが、

もしかしたら子供や孫がこの家を引き継いでくれるかもしれませんし、未来への投資と思って何とか死守しました。

 

その⑥:木製の内部ドア

輸入住宅でよく見る内部ドアと言えば、こんな感じで白く塗り潰してあるものでしょうか。

f:id:mamesabie:20200401235735p:image

https://j-max.info/products/detail.php?product_id=2178

 

この手のドアの多くは、中が空洞で表面に木目風のプリントを貼り付けた構造になっているそうで、フロンヴィルの皆さんはフラッシュドアと呼んでいました。

私たち夫婦はこのドアに違和感を感じていまして。

私の場合は、

「玄関ホールに無垢の腰壁を付けて廻り縁も木製なのに、ドアだけ木目プリントって変じゃない?」

主人の場合は

「ただただ安っぽい」

(実際10000円しないくらいなので、見た目の割にお安いですよね)

という感じで、極力フラッシュドアを排除したいと思っていました。

初めは、拘りと費用をつぎ込んだ玄関ホールのみ木製ドア(金額はフラッシュドアの2倍くらい)に変更していたのですが、主人的には2階の廊下にフラッシュドアがズラッと並ぶ図が我慢ならないらしく…。

結局1階2階とも、収納以外は全て木製ドアに変更になりました。

ドア8枚あるんですけどね。ふふふ…。

ここまですると収納の扉も木製にしたくなってきますが、収納に高価なドアなんて勿体無いですしね。

ICさん曰く、質感の違うドアが並んでいても居室と収納で使い分けることで違和感は緩和されるそうなので、ここは割り切ります。

個人的には我が家で一番どうでもいい拘りかと思っています。

 

 

 

思いつく限りこんなところでしょうか。

天井高や壁厚など、新築の時にやっておかないと変えようのないものを優先しています。

拘りもあれば妥協もある。

機会があれば、『我が家の妥協したところ、諦めたこと』もまとめたいと思います。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました(^-^)

 

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

業者選定ヒストリー⑥〜最終回、理想のクイーンアン〜

工務店って、モデルハウスのないところ結構多いですね。
モデルハウスがあると、
「予約してないけど近くに来たから寄ってみようかな。」
「営業さんいなくても、中見るだけでも参考になるしね。」
って感じで、行きやすいと思います。
私たちは大手ハウスメーカーばかり見ていたせいか、モデルハウスなくていきなり事務所!みたいなところは行きにくいな~と感じてしまいます。
なので、まずはモデルハウスのある輸入住宅メーカーに足を運んでみることに。
Cデザイン。
旦那が見つけてきました。
住宅展示場にモデルハウスを持っている工務店です。
40年くらい輸入住宅専門でやっている、私たちの地元では老舗みたいですね。
しかしHPの施工例を見る限り、超ヨーロピアン。
しかも迎賓館みたいな豪邸ばかりです。
ここは違うんじゃないだろうか?
でも、虱潰しに見て回ると決めたので、いざ訪問です。
モデルハウスは、床一面大理石張りの玄関ホール。
優雅なサーキュラー階段。
巨大な暖炉と壁一面の鏡。
吹き抜けから掛かる、5mほどのカーテン。
などなど、一階だけで見所満載な豪華な造り。
ますますこれじゃない感な私。
対応してくれたのはDさんというフレンドリーな年配の男性。
断熱材のアイシネンや、アルトレックスという新素材の窓のこととか、すっごく詳しく教えてくれました。
部材に拘ってます、いいもの使ってますと、自分たちの作る家が大好きで自信を持っているという感じで、悪い印象ではなかったです。
私たちは、伝統的な北米系住宅にこだわっていること、予算は限られているがクイーンアンを建てたいことを伝え、図面と見積もりの提案をお願いしました。
ハイムとの退屈な打ち合わせにうんざりした経験から、相手の提案力を試すためにあえて細かい要望は出しませんでした。
図面作成に10日ほど時間がかかるので、できたら連絡しますと言われ、その日は終了。
ところが、5日後くらいに図面が出来ました!と連絡が。
おじさま、仕事早いです! 
週末さっそく打ち合わせです。
モデルハウスに行くと、Dさんともう一人、Eさんという男性が同席していました。
聞くとこのEさん、カナダに留学経験があり、現地で大工として家を建てていたそうです!
つまり北米系住宅は得意分野!
Dさんから私たちの話を聞いて、面白そうだからやらせて!と名乗りを上げて、すぐに図面を書いてくれたみたいです。
それで10日が5日になったと。
Eさんからは、ここまでクラシカルな建物はCデザインでは久しぶりなので、宣伝にもなるし是非やらせてほしいという嬉しいお言葉も!
ちょっとテンションが上がったところでいよいよ間取りを見せてもらいます。
1階は家事導線優先の間取り。ウォークインシュークロークとウォークスルークローゼットがあって収納はバッチリ
その分LDKがかなりコンパクト。
2階は主寝室と子供部屋×2。主人の書斎。こんなもんかな?
吹き抜けもあります。

あまりにも日本っぽい間取りにテンションが落ち着きました。
そして外観の図面がどーん!

(゚Д゚)
めっちゃいいじゃん。
え?こんなん造れるのここ。
いい意味で予想を裏切られました。
提示された見積もりも、頑張れば手が届く金額です。
安くはないけどね。B工務店に比べたら現実味のある金額かなー。
外観については文句のつけようがないので、間取りをもう少しアメリカンにしてもらうことに。
最終的な金額に近い見積もりにするために、設備や部材などの細かい見積もりを提示してもらうということで、その日は終了しました。

輸入住宅メーカーを虱潰しにする予定が、一発目で理想的な外観が出てきてしまいました。
B工務店のデザインへのこだわりを聞いて、あれほどの建物を造れるメーカーを他で探すのは無理なのではと思っていたのですが、拍子抜けです。
私たちは輸入住宅メーカーさがしを止めて、Cデザイン一本に絞ることにしました。
その後も、Cデザインの家を自分たちの納得できる内容と金額に近づけるため打ち合わせを重ね、2019年2月、ついに契約に至りました!
(ハイムの件は丸く収まり、お金も戻って来ました)
最終的な間取りはまさにアメリカンって感じでめちゃくちゃカッコ良いです♡
防犯上、図面の公開は控えさせて頂きます。ごめんなさい(>_<)
文章で少しでも家の感じをお伝えできればと思います。

・玄関広々。塔屋の部分は贅沢に玄関ホール。
・ウォークインシューズクローク有り。
LDKは25畳くらい。
・キッチンはL字+アイランドカウンターでまさにアメリカンキッチン。
・お風呂と洗面は2階。
・ウォークインクローゼットと旦那の書斎有り。
・大容量の小屋裏収納。

こんな感じです♪

お風呂を2階に持ってったことで、1階より2階のほうが大きくなってしまい、吹き抜けは姿を消しました。
それにハイムの時に言っていた細々とした要望、まったく叶っていません。
(そもそも伝えていないので当然です。)
この家に住めるなら、そんなことは些細なことよね!と思えるような間取りです。
そんな素敵な家を建ててくれる、我が家のパートナー。
Cデザイン改め、フロンヴィルホームデザインさんです!
これから長いお付き合いになります。宜しくお願いします(о´∀`о)

長々とこのシリーズにお付き合い頂きありがとうございました!

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

業者選定ヒストリー⑤〜輸入住宅への価値観が変わった出会い〜

ハイムと契約していながら輸入住宅メーカー巡りを始めた私たち。
ちなみに、このことはハイムの担当さんにも相談しています。
契約を辞めるかもという話にも関わらず、親身になってくださいました。
手付け金についても、出来るだけ戻ってくるように考えてみると言って頂き、ほんの少し安心。

さて、不安なことは隅に置いといて、楽しい輸入住宅メーカー巡りです!
フランチャイズ系しか知らなかったのですが、調べてみると地元にも輸入住宅専門を謳っている工務店がいくつかありました。
その中でも、アーリーアメリカンなどの北米系が得意で評判も良さそうな工務店が私の実家近くにあったので、実家に顔を出すついでに立ち寄ってみることに。
こちらはB工務店にします。
モデルハウスは、一部外壁に煉瓦を使い大きな勾配屋根の可愛らしい外観。
庭は手入れされているけど作り込まれすぎてない感じ。大きな木も生えてるし。
なんというか、ここだけ外国を切り取って来たみたいな雰囲気なんです。上手く言えない…。
中に入ってみると、誰もいません。
玄関で佇んでいると、隣の建物から女性が走ってきて対応してくださいました。
どうやらその日は完成見学会があったらしく、営業さんは不在とのこと。
変わりに説明出来る人間を呼ぶので、しばらく中を見ててと言われたので(すぐ来れる様子)、ワクワク探索。
内装もインテリアも洗練されていて、まさにアメリカンな感じ。
でも、不思議と落ち着く空間でした。
海外にもしおばあちゃんが住んでたら、こんな家かなーみたいな。
聞くとここのモデルハウスは築20年以上経っているとのこと。
それなのに古臭さは感じられず、むしろこれまで見てきた他メーカーのモデルハウスにはない味わいがあるような気がしました。
一通り中を見せてもらうと、説明出来る人が登場。
なんと社長さんでした。恐縮です。
詳しいプランニングの話などはやはり営業さんからということで、B工務店の理念とか、建てる家への考えて方についてお話しをして頂きました。

B工務店は地元で20年以上輸入住宅を専門で建てています。
B工務店の輸入住宅へのこだわりはズバリ、デザイン。
デザインといっても、可愛さやお洒落さだけを追求しているわけではありません。
アーリーアメリカンやヴィクトリアンなどの北米系住宅の元々のルーツはヨーロッパにあり、そのデザインは歴史的な意味や伝統的な様式があるのです。
建物の形状、屋根の角度、窓の配置、装飾の種類や大きさのバランスなど、すべてにルールがあり、これらを適当に配置してしまうとどこかチグハグな家になってしまうそうです。
日本の伝統的なお寺や家屋が美しいように、伝統的な様式を守って建てられた家は、何年、何十年経っても古臭くならない。
だから海外の人たちは築100年とかの家に普通に住んでいるそうです。
B工務店の家は、古いものを大切に使い続ける海外の価値観を取り入れて建てられているというお話しでした。

私は、この社長さんの話に強い衝撃を受けました。
そして、B工務店の家が欲しくて欲しくてたまらなくなったのです。
伝統的な様式美を守るB工務店の家に心奪われた私は、家を建てるならここしかないと思いました。
その後営業さんともアポをとり、ヒアリング。設計士の先生とも面談。完成見学にも参加。
数ヶ月ほど検討した結果、B工務店とはご縁がありませんでした!(ズコー)
理由は、お値段。
この壁にぶち当たるのは何度目でしょう。
B工務店がお高いと言うわけではありません(安くもないけど)
予算内に納まらない理由があるのです。
それは
クイーンアンを建てたくなったから。

アーリーアメリカンでプランニングすれば、もう少し現実的なお値段だったと思いますが。
Aホームのお宅見学の時からアーリーアメリカンはちょっと違うかなって感じていたのです。
せっかく輸入住宅建てるなら、やれるところまでやるべきなんじゃないかって。
やはりヴィクトリアン、特にクイーンアンは他の家とは明らかに違います。
そう、塔屋と呼ばれる尖り屋根の塔。
Aホームで見たときは塔屋の良さが全然わからなかったのですが、B工務店でクイーンアンの施行写真を見て、これだ!となりました。
伝統的な様式美パワーでしょう。
しかし、B工務店では塔屋をつけるだけで300~600万upするらしく、ヴィクトリアン様式の装飾類もお高いし、カバードポーチも欲しいし。ちょっと厳しいねとなりました。
それに、私が拘らないところが標準仕様でグレードを下げても値段ほとんど変わらなかったり、逆に拘りたいところがオプションで増額だったりして、予算の抑えどころがなさそうだったんですよね。
どうやら、相性が悪かったみたいです。
家のデザインはどんぴしゃだっただけに残念でした。

と言うわけで、理想の輸入住宅メーカー探しはもう少し続きます。
伝統的な北米住宅の図面を引けて、なおかつ予算内に収まるメーカー。
みつかるのでしょうか?

B工務店とはご縁がありませんでしたが、色々勉強にはなりました。
伝統的な輸入住宅の家を建てるには、外国の家の正しい知識が必要なようです。
フランチャイズ系でしっくりこなかった経験から、フランチャイズ以外で地元を施行エリアにしている工務店を調べてみることに。
しかしHPの施行例などを見ても、知識のない私たちにはそれが正しい様式なのかよくわかりません。
片っ端から資料請求して、虱潰しに見て回ろう。
そこで図面や見積もりを提案してもらって、自分たちが納得できればお願いする。
もし納得できる業者が見つからなければ、B工務店に…は無理なので、観念してハイムにしよう。
そう覚悟を決めました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

業者選定ヒストリー④〜ハイムで足踏み編〜

ついにハウスメーカー決定!
セキスイハイムと契約した私たち。
家造りを始めて、すでに1年半が経とうとしていました。
契約したら楽しい打ち合わせです♪
何社か間取りを作ってもらった経験から、私たちの要望もある程度固まっていました。

・玄関は広め。大人二人が並んで靴を履けるくらい。ウォークスルーのシューズクロークがほしい。
・シューズクロークからキッチンへアクセスしやすく。
・対面キッチンは嫌。料理に集中したい。しかしクローズドキッチンは嫌。
LDKをL字に配置して、空間は繋がっていても視界は分けたい。
・洗濯はランドリールームに干したい。
・ランドリールームのちかくにファミリークローゼットを配置して、洗濯導線を短くしたい。
・よって、主寝室にウォークインクローゼットは不要。
・旦那の書斎がほしい。
・子供部屋はベッドが置ける最低限の広さがあればいい。
そのかわり、勉強専用の個室がほしい。リビング学習ではなく、受験などの際に勉強に集中できる部屋というイメージ。

こんなところでしょうか。
なんて欲深いのでしょう。
この要望をもとに図面を作ってもらった訳ですが、その後の打ち合わせは私たちにとって非常に苦痛でした。
出来上がった図面には、ちゃんと私たちの要望が組み込まれていました。
しかし、なんかしっくりこないのです。
もっとここは広く。この部屋はこっち側にやりたい。こことここのアクセスが悪そう。
図面を見て思ったことを伝えれば、一週間後にそこだけが修正された図面が来ます。
ハイム側からの新しい提案などはありません。
そんなパズルか間違い探しのような図面が3枚ほど貯まったとき、私は思いました。
家造り、つまらん。

もう少し、プロならではの提案というか、目からウロコがこぼれるような魅力的な間取りを持ってきてほしい…。
そんな退屈な打ち合わせを繰り返すうちに、私はハイムと軽率に契約を結んだことを後悔し始めたのです。
いや、実は契約を結んだ直後から後悔していました。
これで憧れの輸入住宅での暮らしは諦めなくてはいけない。
北野異人館
ドイツの古城も
天蓋ベッドも
ハイムの家には全然しっくりきません。
おまけにこの間取り…
この家に私が住むのか、と。
楽しいはずの家造りが苦痛でした。
ついに耐えられなくなり、旦那にハイムで建てるのを辞めたいと相談してみました。
いつもなんだかんだで私の気持ちを優先してくれる旦那も、さすがに呆れた様子。というか、結構怒ってました。
旦那の言い分としては、
・最終的にハイムと契約すると判断したのは私。
・すでに手付け金を数百万支払っている。こちらの都合で契約を取りやめた場合、このお金は戻ってこない可能性もある。

そう、お金、一部払っちゃっているんです。
家を建てたこと(買ったこと)ある人には当たり前かもしれませんが、契約の次の日には本体価格の一割を振り込むように言われ、私たちはビビりましたよ。
ハイムの場合は一割。これは業者によって違います
このお金が戻ってこなかったらかなり痛いです。
私の気持ち的には、数百万円捨ててでもハイムの家には住みたくない!って感じなのですが、なにぶん庶民なので、そんなこと出来るわけもなく…。
でもこのまま何もせずにハイムで建てた家に住んでも、後悔が続くだけです。

せめて少し時間がほしい。
輸入住宅のメーカーはAホームくらいしか見てないし。
他にはどんなメーカーがあるのか。
どんな家がいくらくらいで建つのか。
性能や住み心地はどうか。
それらをハイムと比較して、納得してから建てたい。
旦那にそう訴えて、ようやく納得してもらえたのでした。

 

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

業者選定ヒストリー③〜大手ハウスメーカーの新たな候補〜

ある日の新聞折り込み広告。
超大手ハウスメーカーであるセキスイハイムの広告に踊る、リユースハイムという言葉に目が止まりました。
どうやら、建て替えのため解体されるモデルルームを移築してお客様の家としてリユースする取り組みらしく、抽選で選ばれると実際のモデルルームを格安で手に入れることができるようです。
私が見た広告では、65坪くらいの3階建て二世帯住宅が本体価格2000万円くらいでした。
家造りが停滞気味だった私たち、気分を変えるために大手でも冷やかしに行くかという気になり、リユースハイムの話を聞きに展示場へ~。
対応してくれた支店長さん曰わく、リユースハイムは全国からエントリーしてくるので倍率がかなり高いとのこと。
そりゃそうだよね~。
でも万が一当選したら、これ以上ないご縁だよね!
と、私たちもエントリー。
結論を言うと落選したんですが、ハイムとのご縁はしばらく続きました。
セキスイハイムは、工場見学やショールーム見学などにいくつか参加すると豪華な景品が貰えるスタンプラリーをよくやっています。
レイコップとかアラジンのトースターとか貰えるよ~(・∀・)
私まんまと釣られて色々参加しちゃったんです。
そしたらハイムに興味ありまくりちゃんだと思われたのか、リユースハイムとは別のキャンペーンにエントリーしてみないかと勧誘されました。
内容は詳しくは書けませんが、よくお正月とかのハウスメーカーのチラシで『限定10棟にオプションん百万円分プレゼント!』とか、『車プレゼント!』(これはあそこの会社がよくやってますねー)なんて言ってやっているお得なキャンペーンをイメージして頂ければと思います。
もしそのキャンペーンに当選すれば、以前ハウスメーカーを検討したときにぶち当たった予算という壁をクリアー出来てしまうくらい、お得なキャンペーンだったんです。
リユースハイム落選のこともあり、今回も当選したらラッキーくらいの軽い気持ちでエントリーしたのですが、
結果、まさかの当選。
突如として、ハイムで建てる?建てない?の選択に迫られることに!
そもそもハイムってどんな家を造っているのでしょう?

やはり最大の魅力はあったかハイム!
正確には快適エアリーという全館空調システムです。
床下に仕込んだ冷暖房システムで作り出した快適な温度の空気を、床のガラリから各居室に送るので、家全体の温度差がなくなりどこにいても快適でいられるようです。
(ただし、冷暖房システム一台につきつけられるガラリの数は限られている模様。興味のある方は直接ハイムの人に聞いてね❤)

工場で作る精密なユニット工法
ハイムの家はほとんど工場で作っています。(木造でも!)
鉄骨を組むだけでなく、階段やキッチン、お風呂、トイレの設置。
壁紙はどうだったかな?
ほぼ住めるような状態でユニットごとに現場に運ばれて来て、組み立てていきます。
工場で徹底的に管理された状態で作られたユニットは精密で、木造のほうではありますが、気密性は大手ハウスメーカーでは脅威の0.99!
大手ハウスメーカーでこの数値はたいしたものです。(なんで偉そうなの?)
ちなみに鉄骨のほうは2くらい。どうしても木造よりは隙間は出来てしまいますが、鉄骨住宅にしては良い数値みたいです。

そのほかにもメンテナンスフリーのタイル外壁やステンレスの屋根。
太陽光パネル
安心万全のアフターメンテなど、旦那にとっては理想的な家が建ちそうです。

建てる?建てない?
当選から契約まで、考える猶予はたった一晩しかありませんでした。
旦那はハイムが気に入ったようでしたが、私の輸入住宅を建てたい気持ちを理解してくれていて、判断を委ねてくれました。
しかし、正直一晩で冷静な判断が出来るわけもなく、ハイムと契約することを選んでしまったのです。

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

業者選定ヒストリー②〜輸入住宅との出会い編〜

ハウスメーカーでと家造りを諦めた私たち。
新築注文住宅以外の発想がないので、工務店やハウスビルダー(違いってあるのかな?)にお願いすることになりますよね。
そうなると、選択肢がぐんと広がります。
闇雲に業者を探してもキリがないので、自分たちがどんな家に住みたいのか、もっと真剣に考えてなくてはいけません。

そんなある日、我が家に住宅メーカーの資料が届きました。
その頃は出産お祝いグッズが貰えるアンケートに答えたりしていたせいか、保険とか住宅ローンの資料がよく届いてました。
住宅の資料もその内の一つだったのでしょう。その資料を見た私は電流に撃たれたような衝撃を覚えました。
資料を送ってきた住所メーカーとは、フランチャイズ系の輸入住宅メーカーAホームでした。


(これ以降、2、3社大手ハウスメーカー以外の業者さんが登場しますが、契約に至らなかった業者さんは名前をふせさせて頂きます。
いくつか比較したなかで、最終的に選ばなかった業者さんは私たちなりの理由があり、見てくださっている人によっては不快に感じる表現がある可能性があるため。
それと、このブログを書いている段階で遣り取りが終了しているので、ブログにのせていいか許可のとりようもないですし、ご迷惑をかけてしまうかもしれないためです。
思ったこと感じたことを率直に書きたいので。
大手さんは値段が高いくらいしか書いてないですし、良いこと悪いことネットで色々書かれてますから、隠す必要ないかなーと思うのでそのままです)

Aホーム。
北米系輸入住宅のメーカーで、全国的にフランチャイズ展開しています。
当時は輸入住宅がどういう家なのか全く知らない私でしたが、資料の冊子に踊る海外ドラマの様な素敵なお宅の数々にただうっとり。
そこで思い出したのです。私こういうの好きだった。
北野異人館や長崎の異人館は大好きなスポットですし。
古城を見るためにドイツ旅行に行ったし。
洋館やお城の写真集持ってるし。
思えば、いつか自分の家を建てたら天蓋ベッドを置くのが子供の頃からの私の夢でした。
それなのに、洋風の家を建てるという発想はなかった。
スタートが大手ハウスメーカーだったからかな?
それとも洋風の家はお金持ちが建てるものってイメージだった?
でも、資料をみる限りAホームの価格帯はローコストよりちょっと上って印象。
これならなんとかなる?

さっそく旦那に資料を見てもらい
「私こんな家に住みたいんだけど」
と相談。
旦那は洋風の家にはそんなに興味なさそうだったけど、私がそういう雰囲気が好きなのは気づいていたらしく、特に反対されませんでした。
とは言え、輸入住宅って何?
家を輸入してるの?それって大丈夫?
住宅メーカーのフランチャイズなんてあるんだ。それって大丈夫?
疑問はつきません。
話を聞くのが手っ取り早いだろうということで、モデルルームに行くことになります。

家から一番近いAホームのモデルルームは、まだ建って一年ほどの綺麗な建物でした。
訪れた感想は、想像通り素敵!
可愛らしい三角屋根の塔屋に、おしゃれなレンガの外壁。カバードポーチも格好いい!
家の中は、贅沢に無垢の床を使い、木の温かみを感じました。
大きな吹き抜けのあるリビングでは薪ストーブが焚かれ、これがとても暖かいんです。
リビングだけでなく家中暖かく、エアコンを使わずに2階のトイレまで暖かいのには驚きました。
薪ストーブの遠赤外線効果もありますが、普通のエアコンでも十分家中を暖めることができると聞き、さらに驚き。
Aホームは、日本よりもずっと寒さの厳しいカナダの住宅の技術を取り入れているとのこと。
そこのモデルルームは宿泊体験もしているので、私たちも体験させてもらいましたが、エアコン一台でたしかに快適でした!
暑くも寒くもなく、普通の服装で過ごせる感じ。
早速プランニングもお願いしました。
外観は、営業さんに見せてもらったAホームのカタログで一目惚れしたアーリーアメリカン!

(ジェリーホームさんのサイトよりお借りしてます)
ドーマーとカバードポーチが素敵です。
あと塔屋もつけてね
一週間後、間取りが出来上がりました。
広さは十分。
私たちの要望は8割方叶ってます。
金額はイメージより高いかな?でもハウスメーカーよりはずっとお値打ちです。
しかしなぜか、このまま話を進める気になれません。
何となくテンションが上がらない。
理由は
思ったより安くない。
出してもらったプランに要望が100%叶ってない。つまりまだ金額が上がる可能性がある。
出してもらったプランが、モデルルームの間取りにちょっと手を加えただけ。手抜き?注文住宅なんだから、オリジナルのものを出してほしかった。
そもそもモデルルームが良いと思えない(旦那談。私は普通)
施工例を見たりや完成見学会に参加したけど、良いと思えるお宅がなかった。(二人共通)

契約をすれば、自分たちの納得のいくまで打ち合わせをして、満足できる家が建つのでしょうか?
でも一体いくらになるの?
不安から今一歩踏み出せない私たちに、一つの転機が訪れます。

続く。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

業者選定ヒストリー①〜大手ハウスメーカー編〜

こんにちはー。
唐突に始まるシリーズ物。
我が家の家造りにまつわるエピソードをまとめてみたので、興味のある方はご覧ください。
読み飛ばして頂いても全然差し支えない内容です(^_^;)


家造りの始まりは結婚前まで遡ります。
デートもマンネリで行くところもないので、住宅展示場でも冷やかしに行くかと彼氏(後の主人)と訪れたモデルルーム。
たしかその日入ったモデルルームは

一条工務店
ヘーベルハウス
スウェーデンハウス
トヨタホーム
大和ハウス

結構入ってますね。
二人ともハウスメーカーに訪れるのは初めて、なおかつ昨今の住宅業界のことなんて知識ゼロ。
外観の印象で適当に入ってました。
全館床暖房や、気密性の高い窓。
断熱材やALC…etc.
なにを聞いても感心しきり。
その時、高気密高断熱という言葉を知り、なんとなく将来家を建てる時のビジョンか見えたような気がしました。
それから数年。
私たちは結婚し、県庁所在地でアパート暮らしを始めました。
最初は「2年後の更新をする前に家を建てたいねー」なんて言ってましたが、特に家造りをするわけでもなく…
ずるずる~だらだら~と日々が過ぎて行きました。
と、言うのも、私も旦那も親が土地を持っていたため、その気になればいつでも建てられると思っていたのです。
実際はちょっと揉めたのですが…この辺は端折ります。
そうこうしている内に私が妊娠!
なんとなく子供が幼稚園に行くまでには住処を決めたいと思い、ようやく重い腰を上げて家造りに向けて動き出します。
まずはどの業者で建てるのか決めなくては行けません。
お互いの家の希望を出し合って、良さそうな業者の展示場に行くことに。

私の希望
冬暖かい
災害に強い

旦那の希望
冬暖かい(主に風呂、脱衣所)
メンテナンスが楽
絶対潰れない業者

まだ始まったばかりなので、ざっくりとしかもぼやーとしています。
とりあえず、旦那の希望の絶対潰れない業者に頼むなら大手ハウスメーカーしかないだろうと言うことで、やはり近所のハウジングセンターに。
その時の候補は一条工務店ヘーベルハウスでした。
建てる土地は旦那の親の土地(T市)か私の親の土地(O市)の2択だったため、それぞれの土地を見てもらいプランニングをお願い。
当時は一人暮らしの義母と一緒に住む話が出ていたので、完全分離型(私の希望…)二世帯住宅のプランでした。
間取りや見積もりは処分してしまったのですが、たしか5000万近い金額だったと思います。
私も旦那もびっくり!
恥ずかしながら、ハウスメーカーの相場を知らない世間知らずな夫婦でありました。
しかしハウスメーカーしか見えていない私たちの前に、新たな候補が浮上します。
それは、パナホーム
旦那の知人がパナホームにお勤めらしく、お安くできるかもと言ってくださったのです。
パナホームのことは全然ノーマークだった私たちは、さっそくパナホームショールームの見学に行きました。
珪藻土の調湿効果を利用した壁や、床下の空気の利用など、ちょっとマニアックですが理にかなった仕様に魅力を感じました。
旦那はタイルの外壁が気に入ったもよう。
(この頃、私は長男を無事出産しました)
この時点で、一条工務店ヘーベルハウスパナホームと候補があったわけですが、それぞれのいいと思った所をまとめてみます。

一条工務店
全館床暖房(冷え性なので足元が暖かいのは魅力)
高気密高断熱(業界トップクラス)
タイルの外壁(アイキューブ)
オリジナルの造り付け収納が大容量で使い勝手良さそう
キッチンのワークトップを御影石にできる(オプションで当時は15万ほど。安いと思った)

ヘーベルハウス
とにかく頑丈。
ALCの断熱性と防火性。
ブランド力

パナホーム
タイルの外壁
安くやってくれるかも?
全館空調エアロハス

その後ヘーベルハウスは候補から消えます。
私が一条工務店押し、旦那がパナホーム押しになったので、自然とヘーベルはフェードアウトしていきました。
手の届く金額にするためプランを単世帯仕様に変更し、2社にプランニングと見積もりをお願いしました。


結果


見事に玉砕!
予算大幅オーバー!(>_<)


こりゃハウスメーカーは無理ですわ
と言う結論になったのでした。

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

外壁の色 決定編

ブルーの外壁を希望して、ICさんのアドバイスに従いペールブルーを選んだものの、なんだかモヤモヤする私達夫婦…。

f:id:mamesabie:20200507232400j:image

(こんな色)

 

理由は、ペールブルーが我々のイメージする青よりも濃く見えるから。
新居が建つ所は私の実家近くなのですが、まだまだ古い住宅が立ち並ぶ(隣は純日本家屋)、新築を建てる人は何故か大手HMを選ぶ人が多い、はっきり言って家に関しては保守的なエリアです。
家の色も、茶色、グレイ、白と無難なカラー。
そこに輸入住宅(しかもクイーンアン)が建つだけでも目立つのに、青い家なんて浮くんじゃないだろうか…。
同じブルーでも、もう少し薄くてグレイっぽい
ブルーなら、自分たちの希望から逸れずにご町内に馴染めると思うのですが。
しかし、ラインナップにない色にするには現場で塗装してもらうしか有りません。
外壁の塗装となると、予算が100万単位で上がってしまいます。
我が家はそこまで贅沢は出来ませんので、現場塗装は却下です。
となると、選択肢は2つ。
①目立つのを承知で青い家にする。
②無難な色に変更する。
インテリアの打ち合わせを進めつつ、夫婦で度々話し合っていましたが、なかなか結論が出ませんでした。
私は白やベージュ系の色に変えたいけど、白系のクイーンアンってよくあり過ぎるし、せっかくの装飾も埋もれてしまいそう。
主人は絶対青い家がいい!でもペールブルーはなんか違う…。白い家は汚れが目立ちそうだから嫌だ!
と言った具合に、全く意見が纏まりそうにないのですが、このままペールブルーで進めることへの不安だけは一致していました。
自分達だけでは答えが出そうにないので、困った時のICさん頼みです。
壁紙の打ち合わせが終了したあたりで相談してみました。
ICさん曰く、
・外観も内装もがっつりアンティーク寄りのまめ邸なら、落ち着いた濃いブルーがお勧め。
・色の感じ方は人それぞれなので、実際に施行されてからイメージと違うということは確かにある。
・白やベージュならイメージからかけ離れることは少ないが、無難に纏まり過ぎてありきたりなクイーンアンになるのではないか。
・外壁を白系にしてオンリーワンな外観にしたいなら、装飾に色をつけたらどうか。
と、その場で塗って提案してくれた色がこちら。

どうですか?可愛くないですか♡?
可愛いけど甘すぎず、アンティークだけど重すぎず、本当に海外の田舎町でおばあちゃんが住んでそうなお家という感じです。
と言うか、シルバニアファミリーっぽいと思っているのは私だけでしょうか?
この可愛らしさに主人も私も射抜かれてしまって、迷いもなく外壁の色決定です♪

フラットタイプ

スモーキーホワイト

ちなみに屋根材は北米系住宅でよく使われるアスファルトシングル材で、オークリッジスーパーという製品です。
http://www.owenscorning.jp/wp/?roofing=oakridge-super


色はデザートタン。

砂漠色ってこと?

アスファルトシングルって、よくアスファルトの粒が剥がれて雨樋に詰まるなんて話を聞きますが、実際どうなんでしょう?
値段は安いですし、クイーンアンのような複雑な形状の屋根には最適な屋根材なのは理解しているのですが…。
フロンヴィルではもう何年も前からアスファルトシングルを施工しているけど、特にトラブルは無いそうです。
安さと丈夫さを併せ持つ都合の良い屋根材なんてないですよね?
屋根のメンテナンスは覚悟するしかないのかなー(´・ω・`)

なにはともあれ、無事に外壁の色、決定⭐︎です!
新しい色は、実家の家族にも好評(^_^;)
やっぱり保守的な土地柄なのね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

 

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

 

外壁の色 迷い編

一か月ぶりの更新になってしまいました。
このご時世もあって、工事がちっとも進まず悶々としています。
本当に我が家は建つのでしょうか?
不安です。

そんな愚痴を言いつつ、過去のインテリアの打ち合わせについて振り返ってみたいと思います。
フロンヴィルではインテリア打ち合わせの一番最初に外壁の色を決めました。
他の住宅メーカーさんでもそうなのかな?
我が家は北米系輸入住宅なので、ラップサイディングという板張り風のサイディングを使います。
お馴染みの東レさんのラップサイディングですね。

http://www.toray-ace.com/house/h_select/lapsiding/index.html

ラップサイディングは、
・現場で一枚一枚手作業で貼り付けていく為、立体感のある壁になる。
・シーリング剤を使わないので、目地のメンテナンスが不要(窓の周り等にはシーリング材を使います。定期的な塗り直しも必要なので、メンテナンスフリーと言う訳ではありません)
等のメリットもありますが、北米系の住宅を建てる人は見た目からラップサイディングを選択する人が多いと思います。
(煉瓦タイルとかもありますが)
ラップサイディングを用いた家と言えば、カラフルな外観♪
特に輸入住宅を建てる人は、「昔どこかで見たあの家」と言う感じで、憧れのイメージがハッキリしている人が多いような気がします。
外壁の色は、建物のイメージを決定付ける超重要事項。
イメージがハッキリしている分すぐ決まりそうですが、何故か迷いました…。
ちなみに、主人の希望はブルーの家。
本人が青が好きというのと、最初に貰った外観の図面の印象が良かったからみたいです。

クイーンアンとブルーの外壁は相性いいので、私も概ね賛成しました。
東レさんのラップサイディングからブルー系を選ぶとすると、

板目調タイプが2種類

↑パイングレイッシュブルー



↑オーシャングリーン


フラットタイプが2種類

↑アンティークグリーン



↑ペールブルー

私の個人的なイメージで、北米系住宅といえばパキッとした陰影の美しさだったので(なんとも乏しい表現…)フラットタイプから選びます。
私 →アンティークグリーン推し
主人→ペールブルー推し
と意見が分かれました。
ICさんに意見を求めると、アンティークグリーンはサンプルで見るより鮮やかな印象で、ペールブルーの落ち着いた色合いのほうがまめ邸には合う、とのこと。
と言うことで、その場ではペールブルーに決まりました。
その後は床材や壁紙へと打ち合わせが進んで行くのですが…
実は私も主人もモヤモヤしていました。

長くなってしまったので、今日はこの辺で。
続く

最後までご覧頂きありがとうございました。

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村